サンパウロ編 Scene 1-2
そうこうするうちに目的地、私の宿泊する善さんの家に着いた。今日はここまで。

[クイアバの市場にて]
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[クイアバの市場にて]
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[クイアバの市場にて]
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明日からは、採集三昧だ。
善さんの家で、私を歓迎する小さなパーティーが開かれた。善さんの家族だけでの小さなパーティーだった。
善さんの家族は、全部で5人、善さんの奥さん(生粋のブラジル人)、子供が3人と善さんだ。
善さんは、日系2世なので、日本語が達者だが、奥さんは全くだめなようだ。かの私というとポルトガル語が全くだめ!!善さんに車中で、簡単な自己紹介程度の単語を教えてもらいつつ来たのだが、結局つっかえてしまいうまくできまかった。しかし、みんな大歓迎で私を迎えてくれた。
善さんの奥さんは、生粋のブラジル人。どこから見ても異国の人だ。ちょっとおデブさんだが、全くしゃべれない私に良くポルトガル語で質問してくる。そのたびに、善さんが、通訳をしてくれる、そんな具合で会話が成り立っていた。体格の割に、顔が小さく、その顔に満面笑みを浮かべる仕草がとってもかわいらしい。う〜ん5年くらい若ければ・・・なんて考えてしまった。
一番上の子供は、14歳の女の子。多少日本語が分かるようで、しきりにはなしてくる。またその子がとってもかわいい!!14歳には見えない。(あとで知ったことだが、ブラジル人は、皆成熟が早いそうで、結婚適齢期は、17,8さいころからだそうだ!!)
二番目の子は、男の子だが、恥ずかしいのだろうか、あまりしゃべってくれない。
一番下の子は、外国人が珍しいのだろうか、まじめな顔をして私を見つめている。
さて、一寸して、食事が運ばれてきた。ブラジルで食べる最初の家庭料理。メニューのほどは・・・
魚のフリッタ(魚のフライ)、生野菜、あと少々の煮物などで、今日のメインは、なんと言っても、シュハスコ!!
シュハスコとは、大きな肉のかたまりをそのまま火で焼き、焼けた部分をナイフで切って食べる物なのだが、これがまた最高にうまい!!!ここブラジルは、牛の肉が驚くほど安く、ほとんど毎日の食事に、肉料理が出るそうだ。
(ま、もちろん、毎日がシュハスコって訳ではない・・・今日とっておきの特別メニュー)
肉が焼けた頃を見計らって、善さんと奥さんが、肉の大きな固まりを持ってくる。私は、その肉の程良く焼けた場所を、フォークで刺す、するとその部分をナイフでそぎ落としてくれる。私はそれを皿に取り、いただくわけだ。 ビールも進んできた頃、カイピリーニャを飲まないかと誘われた。私はなんのことかわからなかったが、とりあえずいただくことにした。善さんがにやにやしている事にも気ずかずに・・・
奥さんが、台所から、コップに入った飲み物を持ってきた。それをもらうと、甘いアルコールのいい匂いがしてきた。
どうやって飲むのか訪ねてみると、
「一気に飲み干すんですよ」
なんて言っている。私はそうかと思って一気に飲み干して、とたんにむせ込んでしまった。
みんな一同大笑い!!
これは、ピンガと言って、ブラジルのお酒。サトウキビで作られるそうで、ビールよりも安く、多くの人が飲んでいるそうだ。カイピリーニャは、そのお酒を、ライムを絞った物で割って、その中に、砂糖(!!)と氷を入れて飲むそうだ。
最初に持ってきたのは、ピンガそのもの!!アルコール度30%以上の代物だそうだ。
その後に奥さんが、カイピリーニャを作って持ってきてくれた。ライムの酸っぱさと砂糖がうまくマッチしていて、とってもおいしく、私はいい気になっておかわりまでしてしまった。
こうして、ほろ酔い気分のうちに、楽しい会食は終わりを告げた。
初めて会ったのに、私を家族のように慕ってくれる奥さんや子供達、ちょっと強引だけど、とっても優しくしてくれる善さん、こんなにもいい人達の中で、最初のブラジルの夜が更けていった。
いよいよ明日から、サンパウロの川を攻めに行く!!